大掃除は新年の安泰と五穀豊穣を祈り年神さま（農耕の神）をお迎えするために家中を掃き浄める「すす払い」という儀式が現代の年末大掃除に変化し定着しました。

そのせいなのか、以前仕事が忙しすぎて大掃除ができないままお正月を迎えた年は気持ちが乗らなかったような気がしました。そのときの環境によって全部は無理でも抑えるべきところは掃除してお正月を迎えたいものですね。

大掃除で一番億劫なところはキッチンの換気扇とレンジ回り、ワックスがけと窓拭きではないでしょうか。これらをやっつけてしまえば大掃除はほとんど普段やっている掃除と変わらないので楽になります。

ワックスは夏に済ませて年末大掃除を半減させるやりかたも賢い方法だと思います。

換気扇は夏と年末、半年ごとに外して掃除すれば汚れが軽くあっと言う間に掃除が終わります。

また窓拭きは湿度のある曇った日がおすすめ。湿度で柔らかくなった汚れが落としやすく、拭きムラがよく見えるのできれいに磨けるのです。　

サッシの細かなところは窓を開け放った状態でやるので暖かい日にやったほうが楽です。