春を祝うお祭り
古代ローマでは2月の15日から春を祝うお祭りが行われ、このお祭りの始まる前日(2月14 日)に、くじ引きでカップルを決める習慣があったことや、イギリスやフランスでは古くから2月の半ばから鳥たちがつがいを始める時期であるとされたことな どと、聖バレンタインの逸話が合わさって、いつのまにか恋人や妻・夫に対して愛の言葉を送る習慣が始まったとされています。
日本のバレンタインデー
バレンタインデーは欧米では男女を問わず、愛する人にメッセージやプレゼントを送る日ですが、日本では主に女性が男性にチョコレートを贈り、愛の告白をする日となっています。
日本では、1930年代にバレンタインの習慣が紹介された新聞記事にあわせて神戸のモロゾフが広告を出しています。しかし、このときは戦前ということも あってバレンタインの習慣は普及しませんでした。この後、1958年(昭和33年)に東京のメリーチョコレートカムパニーが新宿伊勢丹で「女性から男性に チョコレートを贈りましょう」というキャンペーンを行ったのが、広く一般に知られるようになったきっかけだということです。
バレンタインデーにチョコレートを贈る習慣は昭和30年代の後半から40年代にかけて、各製菓会社のキャンペーンもあって一般に普及していきました。
2007年バレンタインギフト
バレンタインはプレゼント選びも楽しいもの。男性へのプレゼントは女性と違ってブランドよりも内容にこだわりのあるものや遊び心のあるものが喜ばれます。