ヒアルロン酸原液
皮膚の中に存在するヒアルロン酸の働き
ヒアルロンエキスは天然保湿因子である酸性ムコ糖体(ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸)を多量に含有するサイタイを原料とする滑らかな感触のエキスで、1gあたり6,000mLの水を保持することができ、生体の水分を保つ上で重要な働きをしています。
ヒアルロン酸は生まれた瞬間から減り続け、大人になるとヒアルロン酸の量は赤ちゃんの20分の1の量に減少してしまいます。
ヒアルロン酸の粘度は、濃度や分子量(一つ一つのヒアルロン酸の長さ)によって異なり、濃度が高く分子量が大きいヒアルロン酸は、ジェルのようにドロっとしています。そして皮膚の真皮層で、水分を保ちながら肌のハリや弾力を保ち表皮を潤わせています。
ですからヒアルロン酸が減少すると真皮層がぺたんこになりハリや弾力を失いシワを作ってしまうのです。大人の肌と赤ちゃんの肌のぷるぷる感がまったく違うのはそのためなんですね。
ヒアルロン酸は細胞と細胞の間に多く存在して、水分の保持やクッションのような役割で細胞を守っています。更に、最近の研究では細胞が壊された時や強い炎症が起こった時に細胞を修復する機能があると言われています。
化粧品に配合されるヒアルロン酸の肌における効能効果
- 60倍もの水を保水する能力をもっているヒアルロン酸が皮膚の水分を増加させしっとりとしたみずみずしい肌を保ちます。
- 紫外線、たばこの煙、窒素酸化物などからお肌を守ります。
- お肌の免疫力低下を予防しダメージを回復します。
- 皮膚の血行を促進することにより栄養補給、老廃物の除去が円滑になり肌の老化を防ぎ
- 角質細胞成長因子・線維細胞成長因子をはじめとする成長因子が含まれ細胞を活性化します。