普段の食事でデトックス
入手しやすい食材でデトックスをしよう
デトックスは食事方法の改善が基本です。
食べ物に含まれる成分には体内に蓄積した有害物質の毒性を抑える働きのあるものや、有害物質をキャッチして排出させるもの、体がもともと持っている解毒機能を高めるものなどがあります。
そういった食べ物を使ったお料理で解毒しようというのが食事によるデトックスです。
食事によるデトックスは長続きしなければ意味がありません。癖があって入手しにくい食材より入手しやすく食べなれた食材を使うのが長続きさせるコツです。
安全な食材を選ぶことが重要
デトックスになる食材は身近に沢山ありますが、問題は有害物質は土壌や水、環境などが農産物についてしまうこと。からだにいいものをせっせと摂っても農薬や有害物質で汚染されたものを食べていたのではなんにもなりません。安全な食材を選ぶことが重要です。
普段の食事でデトックスをするときのポイントは
- 無農薬やできる限り農薬の少ない農法で作られたものや安全な飼育環境で育てられた畜産物を選ぶこと。
- 調理に使うお水は水道水ではなくミネラルウォーターを使う。
- 野菜はよく水洗いをし、皮は厚めに剥くこと。
- 魚やお肉は一度湯がくなど下ごしらえで有害物質を少なくすること
- 調理器具はアルミ鍋で酸の強いお料理をするなど金属が溶け出すような使い方をしないこと
- テフロン加工の調理器具は絶対に空焚きしないこと。 テフロン加工について詳しくはこちら
- 調味料も無添加のものを使うこと。
有害物質の毒性を防ぐ成分と食品
有害物質の毒性を防ぐ成分はビタミンC、ケルセチン、亜鉛、硫黄化合物などです。これらはキレートと言って有害物質と結合して体外に排出しやすい状態にしたり有害物質の濃度を低減させる作用があります。
中でもケルセチンはポリフェノールの一種で、有害ミネラルを追い出す他、血液をサラサラにしたりビタミンCの吸収を助ける働きがあります。ケルセチンを多く含む野菜は油を使った調理をしたり油脂食品やマヨネーズなどエマルジョン食品と一緒に摂取すると吸収率が高まります。
亜鉛はフィチン酸(ぬかやふすま、玄米に多く含まれる)やカルシウム、アルコールと一緒に摂ると吸収が妨げられてしまいます。
有害物質をキャッチして排出させる成分と食品
腸内の毒を吸着して体外に出す成分は食物繊維、アルギン酸、クロロフィルなどです。
これらはダイオキシンを包み込んで排出し、有害ミネラルは胃腸内で吸収して有害金属の吸収をさまたげる働きがあります。
肝臓や腎臓の解毒機能を高める成分と食品
肝臓や腎臓の解毒機能を高める成分はタウリン、イソチオシアネート、グルタオチンなどです。
他にも、ウコンに含まれるクルクミン、ごまに含まれるセサミン、クエン酸なども肝機能を高めます。アボカドは水銀をデトックスするので特に妊婦さんは魚を食べたときはアボカドを。タウリンは貝類、イカ、タコ、魚の血合いに多く含まれるアミノ酸の一種です。肉類には微量しか含まれていません。
デトックスになる安全な食材をもっと探す
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理にかなった食べ合わせ
カキフライやとんかつにキャベツの千切り。 牡蠣にレモンやポン酢。お刺身にしょうが、ねぎ、わさび、大葉(しそ)、しその実、大根、海草などの薬味やツマ、塩焼きのお魚や鶏のから揚げにレモン、食事のあとに摂るフルーツのデザート。お酒の肴にエシャロット。箸休めのラッキョウのたまり漬け。にんにくがたっぷりの焼肉。野菜が中心の精進料理や懐石料理もよく見ればデトックス効果のある食べ合わせ。
デトックス効果のある食べ物を全部覚えるのは大変ですが、理にかなった食べ合わせは外食でも見かけることが多いので意識して見るようにすれば簡単に覚えられると思います。
このページを書きながら私が個人的に思ったのは「ブロッコリーって凄い!」ということ。デトックス効果のある成分を何種類も含んでいるじゃありませんか。積極的に食べようと思いました。
掲載した野菜や畜産物・海産物は、無農薬野菜・安全な畜産物・海産物を扱っている安心食材宅配Oisix(おいしっくす)からチョイスしました。
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