低インシュリンダイエット成功のポイント

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低インシュリンダイエットのポイントは
他のダイエットにも共通する

低インシュリンダイエットで減量に成功するためのポイントをおさえてみました。

他のダイエットにも共通する内容もあるので知識として覚えておいて、実行できるものを取り入れるのもいいと思います。

主食を変える

食品の中でも血糖値をあげやすいのが炭水化物＝糖質です。
ダイエットというと脂肪が目の敵にされがちですが、炭水化物のほうが血糖値を上げやすくインシュリンの分泌量も多くなります。と言っても、炭水化物はカラダの代謝機能を維持し、摂取したエネルギーを効率よく消費するために不可欠です。また脳の働きをスムーズにする働きもあるため、完全にカットするのは危険です。
血糖値が異常に低くなると脳はエネルギー不足となり、最悪、意識を失うことがあります。
全身がエネルギー不足となって疲労感も出てくるので適正量は必要です。
できるだけ低GI値の炭水化物に切り替えることで血糖値の上昇を抑えましょう。
白米より玄米、うどんより蕎麦といった具合にです。　

高GI値の食品は避ける

血糖値が上がりやすい高GI値の食品は避けるのが基本です。
とくにGI値が高いのはジャガイモ、ニンジン、トウモロコシと砂糖や穀物をつかったお菓子類です。これらは消化吸収がよく血糖値を上昇させインシュリンの分泌量を増やします。
同じ栄養価のあるほうれん草やブロッコリーなどGI値の低いものでベータカロチンやビタミンＣを補いましょう。
意外とお肉やお魚はGI値が低いので今までどおり食べても大丈夫です。
ただし、調理方法でGI値が上がるので注意を。
てんぷらや揚げ物は小麦粉やパン粉を使って衣をつけているためGI値が高くなります。

お酢をたっぷり摂る

お酢には消化吸収を遅らせる働きがあります。
ですから高GI値の食品を食べるときにお酢を一緒に摂ると血糖値の上昇をゆるやかにすることができます。
酢の物は勿論、サラダのドレッシングにもお酢を多めに入れたりして、日頃からお酢を積極的にとりいれるとよいでしょう。
餃子にお酢というのは理にかなっているのです。またお酢に含まれるアミノ酸は脂肪の燃焼を助けるので積極的にとりたいものです。

乳製品を組み合わせる

乳製品は脂肪分が多くカロリーも高めなので敬遠されがちなのですが、GI値は低い食品なのです。
乳製品に含まれる良質のたんぱく質は消化吸収にとても時間が掛かるため一緒に食べたものの消化吸収も遅らせることができます。
つまり血糖値の上昇をおさえインシュリンの分泌を緩やかにするのです。
またカルシウムも豊富なので上手に組み合わせると栄養のバランスもとれるのです。

食物繊維の多い食品を摂る

食物繊維の多い食品はかたく歯ごたえがあるため、消化吸収が遅く、他のものの消化吸収も遅らせる効果があります。
また腹持ちがよく、便秘解消にも効果的です。

調味料の糖分に注意！

砂糖は吸収が早く血糖値を急上昇させます。
なるだけ砂糖をすくなくする努力をしましょう。
煮物の甘さはみりんを使うなど工夫が大切です。
市販の調味料類は砂糖を多く使っているので要注意。

お酒はダメ？

意外とお酒類はGI値が低いのです。
問題なのはおつまみのGI値と深夜の飲食、食べたあとにすぐ寝ることなどが組み合わさって太るのです。
GI値の低いおつまみを選ぶよう心がけましょう。
といっても油断は禁物で、肝臓に負担をかけるほど飲むと、肝臓のエネルギー代謝が衰えて体脂肪を蓄えやすくなります。
深夜の深酒には要注意です。

運動はしなくていいの？

低インシュリンダイエットである程度までは痩せられても今までに溜めてしまった脂肪までは燃焼されません。
無理のない運動を組み合わせることで基礎代謝をアップさせることも大切なのです。
食べたものが血液中に取り込まれて血糖値を上げるのが食後３０分です。
このタイミングで運動をすると摂取した糖がエネルギーに変わりやすいため、脂肪の蓄積を防ぐことができます。

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カロリーは気にしなくていいの？

いくらGI値の低いものを選んで摂取しているとはいえ、栄養バランスの崩れた食事内容ではかえって太ります。
またカロリーを気にしないでよいといってもそれは常識の範囲内であることを忘れてはいけません
過剰になった摂取カロリーは代謝されなければ必ず肥満につながります。

よく噛んで食べること

しっかり噛んで食べると脳から指令が出て「満腹になった」という満足感が出てくるのです。噛まないで早食いをすると満腹中枢からの命令が遅くなるため、食べ過ぎてしまうのです。よく噛んで食べるということは食べすぎを防ぐことにつながります。　

太らないという思い込みも大事

食欲や満腹感は脳から指令が出ています。痩せたいのに食欲が抑えられない、満腹感が来るのが遅い人は脳からの指令が遅いわけです。
「甘いものは嫌い」「もうおなかいっぱい」そう自己暗示を繰り返しかけていくことで次第に脳が「そうか。甘いものは嫌いなのか」「もうおなかいっぱいなのね」と指令を送るようになり、太る原因から遠ざかることができます。